技術資料

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1  ナノバブル(ウルトラファインバブル)とは

ナノバブル(ウルトラファインバブル)は、直径0.5μm(500nm)以下の気泡を言います。厳密には直径0.1nm(100nm)以下の事を指しており、肉眼では見えない極めて小さな気泡で、水中に長く残存する性質を持っています。

マイクロバブル(ファインバブル)は、肉眼でも確認できる直径0.5~10μm(500~10.000nm)の気泡を指しています。

ナノバブルの大きさ比較
大きさ比較

イオンの集積効果

ナノバブル(ウルトラファインバブル)は、水中に長く残存する性質を有し、気泡の周囲にマイナス電荷を帯びており、プラス電荷を帯びたイオンを引き寄せる力があります。

優れた浸透性 / 活性効果

細胞よりも小さなナノバブルが細胞内に浸透することで細胞が活性化し、動植物の成長に大きな影響を与えると考えられています。

イオンの集積効果
細胞への浸透図
細胞の基本構造

2  ナノバブルの生成方法 

当社では高濃度のナノバブルを生成するために「循環方式」を推奨しています。

※ 生成器への液体推奨供給圧力(水の場合)

NBG-Y05 ➡ 0.2 ~ 0.5 MPa

NBG-Y06 ➡ 0.5 ~ 1.0 MPa

※ 気体の推奨供給量(空気の場合)

NBG-Y05 ➡ 5~ 30 ml/min

NBG-Y06 ➡   1 ~ 10 ml/min  

液体回路
気体回路図

3 標準型 生成器(NBG-Y05)の取付方法 (支持方法)

生成槽への取付は以下から選択してください。

直接投入(浸漬)する方法➡①②③

  (配管や支持金具が必要です)

生成槽の壁面に取り付ける方法➡④⑤

  (壁面への穴加工とOリング等の部材が必要です)

Yo5、取り付け形状
Yo5、付寸法

4  小型 生成器(NBG-Y06)の取付方法 (支持方法)

生成槽への取付は以下から選択してください。

直接投入(浸漬)する方法➡①

生成槽へ取り付ける方法➡②

※ 専用の生成槽へ取付るには取付金具が別途必要です。

Yo6、取り付け形状
Yo6、取り付支持

5  ナノバブル生成のしくみ

当社の生成器は「二相流高速旋回方式」を採用しています。

□ 生成器に高圧力の液体を供給することで、内部に高速旋回流を発生させています。

□ 内部では負圧が発生し、負圧によって気体が自吸されます。

□ 自吸された気体は、高速旋回流によって細かく「せん断」されて低圧力域(生成槽)に放出されます。

□ 生成槽に蓄えられた液体はさらに循環ポンプにより、生成器に戻され、より微細なバブルへと生成します。

発生しくみ

6  ナノバブルの簡易識別方法

ナノバブルは小さすぎて肉眼では見ることができません。

ナノバブルを研究している専門の機関で特殊の装置を使って確認することはできますが、簡易的な方法としてレザーポインタを使用して確認することができます。

ナノバブルが存在している水は、レーザー光線を照射することで、肉眼では見えないバブル(泡)にレーザー光線が乱反射し、帯状の光線が確認できます。

(一般市販品のレーザーポインタ使用可)

レーザーポインター

7  ナノバブル測定データ

ラジカルデータ

[ EMGS-Y06によるラジカル測定 ]

NB測定データ 2

[ NBG-Y06による粒径と濃度測定 ]

8  ナノバブル植物活性水(根活)による「土壌菌」の変化

㈱川田研究所様のご協力により、ナノバブル植物活性水「根活」を使用しない場合と使用した場合の「土壌菌」の変化について調べた結果、明らかに差が出ることが分かりました。

※「根活」を使用しない場合 ➡ 殆ど変化なし

※「根活」を使用した場合  ➡ 微生物が増える

NBの効果(微生物)

9  「根活」の使用方法例

根活使い方、吸入口あり

【根活の施量目安】

(1反当たり):20L~/7~10日毎

根活使い方、混入器

【根活の施量目安】

(1反当たり):3L~/毎日

根活使い方、定量ポンプ

【根活の施量目安】

(1反当たり) 3L~/毎日

根活使い方、養液タンク

【根活の施量目安】

(1反当たり):10L~/3~7日毎

根活使い方、水耕栽培1

【根活の施量目安】

※栽培環境に応じてご提案致します。

根活使い方、水耕栽培2

循環水量に応じた断続運転を推奨しています。

根活使い方、露地

【根活の施量目安】

  50倍~希釈液/灌水毎

根活使い方、混入器例

混入器の一例です。

10   当社における実験結果  (抜粋)

10-1  根の張りに差が出ます

根NB

ナノバブル植物活性水(根活)で育成したもの

(かぼちゃ)

根

水道水で育成したもの

(かぼちゃ)

10-2  根毛の密度に差が出ます

根毛NB

ナノバブル植物活性水(根活)で育成した根毛

(カイワレ大根)

根毛

水道水で育成した根毛

(カイワレ大根)

10-3  根の成長に差がでます (水耕試験栽培)

苺根3週間

ナノバブル水を循環して育成

(いちご)

苺根3週間 水

水道水の循環で育成

(いちご)

レタス 3週間 根活

ナノバブル水を循環して育成

(リーフレタス)

レタス 3週間 水道

水道水の循環で育成

(リーフレタス)

10-4  発芽が早くなります

種まき3日後の発芽率と発芽速度

左側 ナノバブル植物活性水(根活)で育成 ➡ 93%(14/15)

右側 水道水で育成             ➡ 33%(  5/15)

                                          (2日遅れで 93%(14/15)となる)

(カイワレ大根による水耕栽培試験)

カイワレ育成発芽

10-5  収穫期間が短縮できます

当社の水耕栽培試験(リーフレタス)において、収穫期間を短縮することが実証できました。

同じ重量のリーフレタスを作るのにナノバブル活性水の供給「有り」と「無し」の場合、種まき~収穫まで6日~7日短縮できました。

右表は、同一条件下で種まきから40日後のリーフレタスにおける当社での栽培実験結果です。

① 収穫時の重量

② 葉糖度

③ 硝酸根値

④ チップバーン発生の有無

当社の水耕栽培実験設備

チップバーンの抑制効果は顕著です。

( 左 = ナノバブル活性水を供給 ) 

( 右 = 供給なし)

図1
図2

10-6  切り花の寿命が延びます (バラ)

バラ生産者様のご協力を得て、同一条件下で生産された「バラの花」の寿命比較試験を実施しました。

(右の画像はポットに移して1ケ月放置後)

※※一目で違いが分かります※※

   左 = ナノバブル活性水 

   右 = 水道水 

その他、菊 カーネーション ガーベラでも寿命が延びた事が確認できました。

バラ NB水
バラ 水道水
バラ NB水 側面

ナノバブル活性水

(切り取り後18日目)

バラ 水道水 側面

水道水

(切り取り後18日目)

バラ NB水 真上

ナノバブル活性水

(切り取り後18日目)

バラ 水道水 真上

水道水

(切り取り後18日目)

10-7  水槽内壁面の汚れ軽減

魚介類水槽にナノバブル生成装置を設置した場合、壁面の汚れを大幅に軽減できます。

右の画像は、50日後に水を抜いた時の内壁面の汚れを比較したものです。

某海鮮居酒屋様では、店舗内水槽の海水を2ケ月に1回の頻度で海水を交換していましたが、当社のナノバブル生成装置を設置してからは、10ケ月に1回で済むようになったと話されていました。

また、フィルターの目詰まりも軽減され、大変喜んでおられます。

水槽壁面汚れ比較

10-8  魚介類・水生植物の成長に差が出ます / 水槽水の汚れ軽減

海老と水生植物

魚介類・水生植物の成長が早い

(淡水海老・パールグラス・アナカリスにて実験)

水槽水

水槽水が汚れにくい

(淡水にて実験)